ヨコオ、「全社収益構造革新計画」を策定

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ヨコオは、厳しい経済環境が今後1年以上続くと想定し、経費徹底削減などの施策に加え、固定費構造改革を中心テーマとする「全社収益構造革新計画」を策定した。

同社の2009年3月期連結業績は売上高・利益とも大幅に減少する見通しで、同社主要市場である自動車市場・半導体検査市場・携帯電話市場における需要の底が見えず、売上が下振れするリスクが高い状況にある。

「全社収益構造革新計画」では、将来の事業展開上の重要性や収益貢献までの期間・費用などを勘案してテーマを大幅に絞り込み、研究開発費の費用対効果を一定水準確保しながら総額を圧縮する。車載通信機器事業の固定費構造の抜本的スリム化を図るため、国内製造子会社の生産品目の大幅見直し・生産能力縮小、中国製造子会社への移管を進める。

海外子会社の機能も見直し、統廃合する。商流改善や事業運営コスト削減の観点から海外子会社の機能・拠点配置を見直し、現状に即した体制に整理・統合する。

さらに、業務の徹底的な見直しによる派遣社員の削減や外部コンサルティング費用、建物賃借料などの外部流出大型経費を削減する。

《レスポンス編集部》

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