部品工業会の信元会長「新たな成長に向けて備える年に」

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部品工業会の信元会長「新たな成長に向けて備える年に」
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日本自動車工業団体の賀詞交歓会が5日、都内のホテルで開催された。そこで毎年、会場を爆笑の渦にしているのが、ユーモアたっぷりの乾杯の挨拶である。今年もやはり笑いの渦に包まれた。

乾杯の挨拶をしたのは、日本自動車部品工業会の信元久隆会長(曙ブレーキ工業社長)で、同社の社名に絡めて話を始めた。

「テレビや新聞を見るたびに『景気に急ブレーキ』『成長にブレーキ』『雇用にブレーキ』など、いろいろとブレーキという言葉が耳につく時代が続いている。そのたびに、自分の会社が何か起こしたのか、株の買い占めにでもあったのか、と心配してしまう」

こう話すと、会場の暗い雰囲気は一気になくなり、大爆笑に。そして、ブレーキの役割や重要性を完結に話し、こう締めくくった。

「ここ数年来、自動車産業の発展、拡大はあまりにも急激すぎた。昨年来、こういった経営環境になってしまったということは、ここでもう1回ブレーキをかけ、周りを見回したうえで、どういった方向を目指すべきなのかを考えるいい機会なのではないか。今年を新たな成長に向けて備える年にすべきではないかと思う」

《山田清志》

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