日立電線は、連結子会社であるユーロ・ワイヤ・アンド・ケーブル・サービシズ・インダストリー・アンド・トレーディング社を解散すると発表した。
日立電線グループでは、業績改善施策の一環としてグループ会社の再編を進めている。電子機器用電線・配線部品事業は、最近の市場動向・顧客ニーズを踏まえ、グローバルでの最適な生産体制の再構築、連結での経営効率の向上などの観点から生産拠点の見直しを行った結果、ユーロ・ワイヤ&ケーブル社を解散する。
同社の事業は、日立電線を含む出資会社の欧州、中国、東南アジアにある製造拠点に移管する予定。
2009年12月に清算終了する予定で、解散に伴って約2億円の特別損失が発生する見込み。