トヨタ08年実績、米国新車販売は15.7%減

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トヨタ08年実績、米国新車販売は15.7%減
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米国トヨタ販売は5日、2008年の新車販売の結果を公表した。総販売台数は221万7662台で、前年比は15.7%のマイナスだった。

乗用車系で好調だったのは、『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』/『ベルタ』)で、前年比20.3%増の10万2328台と過去最高の販売実績。また、サイオン『xD』(日本名:トヨタ『イスト』)も151.9%増の2万7665台と、顧客の小型車シフトの中で人気を博した。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、大型SUVの『セコイア』が新型投入の効果で31.5%増の3万693台と健闘。『ランドクルーザー200』も16.5%増の3801台、レクサス『LX570』も219.7%増の7915台と富裕層に受け入れられた。

しかし、ベストセラーセダンの『カムリ』は8%減の43万6617台、『カローラ』は5.8%減の35万1007台、『アバロン』は41.5%減の4万2790台と失速。レクサスブランドでは、『ES』が22.9%減の6万4135台、『GS』が32.8%減の1万5759台、『LS』が42.7%減の2万255台と高級サルーンが不振だった。

ライトトラック系は『タンドラ』が30.4%減の13万7249台、『FJクルーザー』が48.2%減の2万8668台、『4ランナー』(日本名:『ハイラックスサーフ』)が45.6%減の4万7878台、『RAV4』は20.9%減の13万7020台と大幅な減少に見舞われた。

トヨタは2月から愛知県内の12工場で追加減産を行う意向を表明しており、レクサスが減産の中心になる見込みだ。

《森脇稔》

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