日産08年実績、米国新車販売は10.9%減

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日産08年実績、米国新車販売は10.9%減
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北米日産は5日、2008年の新車販売の結果をまとめた。総販売台数は95万1350台で、前年比は10.9%のマイナスだった。

日産ブランドの乗用車系では、『ヴァーサ』(日本名:『ティーダ』/『ラティオ』)が前年比7.2%増の8万5182台と躍進。しかし、主力の『アルティマ』は5.3%減の26万9668台、『セントラ』は6.3%減の9万9797台、2008年6月末に新型を発売した『マキシマ』も10.5%減の4万7072台と好調とは言い難い。そんな中、2008年7月に発売した『GT-R』が半年で1730台を売り上げたのは注目できる。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系は大幅な販売減。『フロンティア』が前年比30.1%減の4万4997台、『タイタン』が48.2%減の3万4053台、『エクステラ』が34.6%減の3万3579台、『パスファインダー』が46.8%減の3万3555台という具合だ。唯一好調だったのは小型SUVの『ローグ』で、310.2%増の7万3053台を販売している。

インフィニティブランドでは、新型クロスオーバーの『EX』が前年比40倍以上の1万2873台を販売。『Gクーペ』(日本名:日産『スカイラインクーペ』)も前年比8%増の1万9212台と堅調だった。

しかし、『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)は前年比16.7%減の4万4969台、『M』(日本名:日産『フーガ』)は28.6%減の1万5618台、2008年6月末に新型に移行した『FX』も38.9%減の1万2660台と落ち込んだ。

《森脇稔》

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