住友化学、台湾でMMAシート事業を買収

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住友化学は、台湾でメチルメタクリル(MMA)シートを製造・販売するスミペックス・テックシート社が台湾の聚美社からMMAシート事業を買収する手続きを完了、営業活動を開始したと発表した。

MMAポリマー事業の一部であるシート事業は、液晶ディスプレイ用光学材料や看板、照明、建材、店舗什器用途を中心に今後も需要増加が見込まれている。住友化学は、MMA事業を基礎化学部門の重点事業の一つと位置づけ、アジアを中心に展開しており、これまで、シンガポールや韓国でMMAモノマー、MMAポリマーの製造設備の増強を段階的に進めてきた。

住友化学では、日本に加え、タイにスミペックス・タイランド社を設立したが、今回、台湾に新たに製造・販売拠点を設けることで、アジア、欧米、オセアニアを中心とする海外の顧客に、きめ細かく迅速に製品を供給できる体制を構築する。

今後、モノマー事業に加え川下製品であるシート事業のグローバル化を積極的に推進し、MMA事業の競争力強化を図る。

《レスポンス編集部》

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