セイノー、西武運輸を買収

自動車 ビジネス 企業動向

西濃運輸を展開するセイノーホールディングスは、西武運輸を買収することで、西武ホールディングスと基本合意。セイノーは西武運輸の株式100%を3月に取得、完全子会社とする。買収価格は未定。

西武運輸は、西武ホールディングスの子会社である西武鉄道と西武建設がほぼ全株式を保有している。

セイノーは、企業間物流をコア事業として位置付けネットワークの拡充に取り組んできたが、他社とのアライアンスや共同運行などを含めた幅広い選択肢を検討していた。

西武運輸は、西武グループの総合物流会社として関東・九州圏を主要な事業基盤とした全国ネットワークによる陸運事業、航空貨物取扱事業などを展開しているが、より広範なネットワークとノウハウを保有する戦略的パートナーの必要性を認識していた。

トラック運送業界は、景気低迷を背景に国内物流量が減少、競争が激化している。こうしたことを背景に、両社が提携して、輸送品質の向上、抜本的なコスト構造改革を行うことが最善であると判断、セイノーが西武運輸の株式取得することで合意した。

地域面および事業面で補完性がある両社の協業により、幹線ネットワークの効率化、重複拠点の統合・再配置、集配業務の相互委託などのシナジー効果を発揮しながら、業容の拡大を図るとしている。

《レスポンス編集部》

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