豊田通商、海外でアパレル事業に初参入---中国で合弁

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豊田通商は、香港のシンフォニー・ホールディングス・リミテッド(SHL)と合弁でアパレル小売会社JFTホールディングス・リミテッドを設立する契約を締結した。豊田通商が海外でのアパレル小売事業に直接参入するのは初めて。
 
同社は繊維事業では、川上から川下までの一貫したバリューチェーンを構築しており、個人消費が引き続き堅調に推移すると見込まれる中国・香港で小売事業に進出する。同時に、日本市場で消費が低迷する中で、国内の取引先ブランドに新たな海外販売網を提供することを目指す。
 
JFTは小売事業に特化する。トヨタグループで培った小売ノウハウとネットワークを活かし、中国でのブランド・商品開発やオペレーションコストの低減などでシナジー効果を狙う。
 
豊田通商は日本からのアパレルブランドの供給および輸出・物流を主に担当し、SHLが中国で300以上の小売店舗を管理している小売ネットワークとブランドマーケティングノウハウを活かし、店舗出店と運営、従業員採用などを担当する。
 
今後は中国での小売事業のノウハウを足がかりに、その他のアジア地域への展開を図り、JFTとして2013年度に約300店舗、売上高13億香港ドル(約170億円)を目指す。

《レスポンス編集部》

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