MINIの電気自動車、NY市の路上パトロール車に

エコカー 燃費
MINIの電気自動車、NY市の路上パトロール車に
MINIの電気自動車、NY市の路上パトロール車に 全 7 枚 拡大写真

BMWグループのMINIは、米国ニューヨーク市に『MINI E』をリース販売した。ニューヨーク市は路上パトロール車として、MINI Eを活用していく。

MINI Eは2008年11月のロサンゼルスモーターショーで初公開。MINIのハッチバックをベースに開発した電気自動車で、2009年1月から合計500台が米国ニューヨーク、ニュージャージー、ロサンゼルスの顧客に、順次リース販売される。

同車はエンジンの代わりに、最大出力201psのモーターを搭載。2次電池はリチウムイオンバッテリーで、0-100km/h加速8.5秒、最高速度153km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを備えている。最大航続距離は約240kmで、充電は専用機器によって2時間半で完了する。

ニューヨーク市のブルームバーグ市長は、「10台のMINI EをSCOUTに配備し、4月から1年間、道路パトロールに使用する」と宣言。また、BMWは「リース販売する500台のうち、50台はニューヨーク市などの官公庁へ納車する予定」と説明した。

さらにBMWは、MINI Eのリース販売エリアをドイツのベルリンや英国ロンドンにも拡大する方針。電気自動車の本格的な普及に向けて、取り組みを強化していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 【アウディ A3 新型試乗】アウディらしい闊達なスポーティさが持ち味…島崎七生人
  3. クラッチ操作不要のホンダ「Eクラッチ」がレブルに搭載! SNSでは「運転マジ楽しい」「マジ助けられた」など高評価の声
  4. Z世代に人気、ヤマハ『ファッジオ』がまもなく上陸…2025年上期のモーターサイクル記事ベスト5
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る