【フェラーリ SP1】フェラーリによる正式な認可

自動車 ニューモデル 新型車
【フェラーリ SP1】フェラーリによる正式な認可
【フェラーリ SP1】フェラーリによる正式な認可 全 10 枚 拡大写真
3
レオナルド・フィオラバンティ

2008年12月、約50年ぶりとなるワンオフ・フェラーリが復活した。クルマの名称は『SP1』、オーナーは平松潤一郎(フェラーリクラブ・ジャパン元会長)だ。オーダーメイド・フェラーリという夢の実現に向けてのきっかけとなる出来事は03年に遡る。

ピニンファリーナの元デザインディレクターで現在は自身のスタジオを主宰するレオナルド・フィオラバンティが仕事で来日し、名古屋の平松を訪ねた。カーデザイナー志望であった平松は、以前からフィオラバンティの才能を評価しており親交があったのだ。

このとき歓迎のディナーの席で、フィオラバンティから世界に1台だけのフェラーリを作ろうじゃないかという話が出た。最初は漠然とした夢の話と捉えていた平松であったが、数年後ジウジァーロがイタルデザイン50周年記念にフェラーリ『GG50』を発表し、ザガートからはフェラーリ『575GTZ』が作られ、彼はついに決心をした。そして夢を実現するための行動に出たのであった。

  1. 1
  2. 2
  3. 続きを読む

《荒川健》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る