フォルクスワーゲングループジャパンは28日、『ゴルフ』『トゥアレグ』『ニュービートル』など計29車種の点火コイルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2001年1月26日 - 2008年10月23日に輸入された計7万2451台。
原動機の点火コイルの材質が不適切なため、コイルボディに亀裂が発生し、コイルの電圧が点火電圧に達せず、点火プラグが失火し排出ガスの基準値を超えるおそれがある。
全車両、点火コイルの商品番号を点検し、対象となるものは対策品と交換する。不具合発生件数は111件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。