ホンダの福井威夫社長は5日の新型ハイブリッド『インサイト』の発表会見で、開発プロセスにおいて「一番こだわったのはコスト」と指摘した。
福井社長は「環境、環境といっても高いと買っていただけない。(顧客に)魅力的な価格と、企業として経営できる価格を実現した。低価格のハイブリッドはインサイトが最初だ」と、強調した。搭載したハイブリッドシステムについては「従来より約4割削減できた」という。
一方で福井社長は「使い勝手でもハイブリッドのいいわけはしない性能が確保できた」と述べ、走行性能の面でも仕上がりに自信を示した。