【新聞ウォッチ】プリウス 旧型併売、インサイト に影響なし…ホンダ福井社長

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【新聞ウォッチ】プリウス 旧型併売、インサイト に影響なし…ホンダ福井社長
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年2月6日付

●ホンダ、新ハイブリッド、30km/リットル 189万円から(読売・2面)

●プリウスに価格で挑戦、ホンダ「インサイト」発表(読売・8面)

●軽自動車上位3位独占1月新車販売(読売・8面)

●スズキ6000人一時帰休2、3月に計6日間(朝日・11面)

●首都高JCT屋上に「ループ状」公園(毎日・28面)

●「正社員切り」加速、止まらぬ縮小再生産(東京・3面)

●米GMと中国第一汽車商用車で提携交渉(日経・7面)

●日産、金融危機融資活用へ(日経・9面)

●スズキ、営業益670億円(日経・9面)

●三菱自、タイで4万台減産(日経・11面)

ひとくちコメント

ホンダが新型ハイブリッド専用車『インサイト』をきょう6日から発売する。新車発表の会見で福井威夫社長が「一番こだわったのはコスト」というだけに、価格は189万円からと、トヨタ自動車のハイブリッド車『プリウス』の最も安いタイプより約44万円も安くお買い得。

きょうの各紙も「“お手頃”環境車に活路」(朝日)をはじめ、「プリウスに価格で挑戦」(読売)、「ハイブリッド価格競争本格化」(毎日)、「低価格でトヨタ追撃」(産経)、「環境車に“価格競争力”/需要回復けん引役に」(日経)など、先導役のトヨタに戦いを挑むような記事が目立つ。

迎え撃つトヨタは、今年5月にプリウスを全面改良するほか、現行モデルも併売するという。福井社長は「わが社の戦略に影響はない」と強気だが、旧型との併売は「想定外だった」(ホンダ関係者)との声も。

低価格を強調した事前予告でトヨタ側に手の内を読まれた格好だが、ハイブリッド車を巡る「TH戦争」の火ぶたは切って落とされた。

《福田俊之》

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