トヨタ木下副社長「来期以降、反転に」
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世界販売は6日に下方修正した今期の732万台を「超えてというのは難しそう」と厳しい見方を示した。また為替についても今期平均の1ドル=100円水準が、足元では90円を割り込む水準にあり、このレベルが続くと「打撃は大きい」と指摘した。
一方で木下副社長は、1-3月期で急速な在庫調整が進むほか、原価改善や固定費削減などの成果は出てくると説明した。そのうえで、「気持ちとしては、今期を底として転じたい」と述べた。
《池原照雄》