豊田通商と東京電力の事業、国連プロジェクトに登録---タイのメタン回収

エコカー 燃費
豊田通商と東京電力の事業、国連プロジェクトに登録---タイのメタン回収
豊田通商と東京電力の事業、国連プロジェクトに登録---タイのメタン回収 全 1 枚 拡大写真

豊田通商と東京電力は、出資するタイのプロジェクト事業会社「キャッサバ・ウエースト・ツー・エナジー社」がクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトとして国連CDM理事会に登録されたと発表した。同社はタイ東北部でタピオカ澱粉製造工場から発生するメタンの回収事業を推進している。

今後、国連の指定運営組織より、温室効果ガス排出量の検証、認証を受け、炭素クレジットが発行される。

豊田通商と東京電力は、プロジェクトから創出される炭素クレジットの購入についてキャッサバ社と合意しており、2012年12月までに約18万6000tの炭素クレジットを購入する予定。
 
プロジェクトは、メタン回収設備や発酵槽等を設置することで、これまで大気中に放出されていたタピオカ澱粉製造工場の有機排水から発生するメタンを回収し、バイオガスとして同工場に供給・販売している。また、メタンを同工場の燃料として活用することで、工場で使用されていた重油の消費量を大幅に削減するとともに、温室効果ガスも大幅に削減している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る