【ホンダ インサイト 新型発表】インターフェイス統合型の省燃費運転支援、エコアシスト

エコカー 燃費
【ホンダ インサイト 新型発表】インターフェイス統合型の省燃費運転支援、エコアシスト
【ホンダ インサイト 新型発表】インターフェイス統合型の省燃費運転支援、エコアシスト 全 26 枚 拡大写真
インサイトはカタログ燃費だけでなく、実燃費の向上をセリングポイントとしている。 だが燃費は運転の個人差によるところが大きい。 そこでホンダでは誰もが“燃費のいい運転”ができるようにするため、インターフェイスと統合した省燃費運転支援システム「エコアシスト」を導入した。

同システムは「ECONモード」「コーチング機能」「ティーチング機能(採点機能/アドバイス機能」から構成される。

先ごろデビューしたオデッセイにも導入されたECONモードだが、インサイトではエンジンの出力制御だけでなく、アイドルストップ領域の拡大、ブレーキング時のIMA(Integrated Motor Assist)回生量増加、そしてエアコンの省エネ化といった制御もおこなう。

コーチング機能は、走行中、スピード表示計のアンビエントメーターとマルチインフォメーションディスプレイ(MID)との表示を連続的に変化させることで、省燃費運転を支援する。燃費に悪い運転、すなわち急加速や急減速をするとMID内に表示されるエコドライブバーが大きく表示され、アンビエントメーターがブルーの表示に。一方、ゆるやかに加速・減速すると、バーの伸びが短くかくなり、アンビエントメーターの背景がグリーンへと変化。これが“燃費のいい運転状態”を示す指標となる。

そしてティーチング機能は、1回のドライブごとのエコ運転度「ECOスコア」を表示するというもの。燃費の数字(km/l)を見るのではなく、“燃費にいい運転をしたかどうか”を評価するものだ。アクセル操作/ブレーキ操作/アイドリングストップ時間を測定し、MIDにエコ運転度を表示する。連続して良好なエコスコアを記録し続けることで、「ステージ」がアップする。ステージをアップさせるには燃費のいい運転を継続的に続けることが必要で、荒い運転をするとステージがダウンしてしまう。

またメーカーオプションのHDDインターナビシステムを搭載していれば、アドバイス機能も利用が可能。ナビ画面上でより詳細な採点結果を確認でき、省燃費運転のヒントも提供される。メカの制御/走行中の表示/走行後の採点という3つの側面から、実燃費を良くするための工夫をしているわけだ。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  2. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
  5. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る