日産、今期最終損益2650億円の赤字に

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日産、今期最終損益2650億円の赤字に
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日産自動車は9日、2009年3月期の連結業績予想を下方修正して発表した。純利益は2650億円の欠損と、2000年3月期以来9期ぶりの赤字に陥る。

業績予想の修正は昨年10月以来。営業利益は1800億円の赤字となる。世界販売計画は米国を前期比20%減とするなど338万2000台(前期比10.3%減)に修正した。今期の期末配当は無配とする。

会見したカルロス・ゴーン社長は、自動車業界は金融危機、世界同時不況による需要減、円高の「3重苦」に直面していると指摘。利益改善、キャッシュの確保、さらにルノーとのシナジー効果の3点に重点的に取り組む方針を示した。

また、来期の業績展望については5月に明らかにするとしたうえで「とにかく09年度はプラスのキャッシュフローを確保する」述べ、営業損益の黒字確保を目指す方針を強調した。

《池原照雄》

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