日産、業績悪化で役員体制を変更

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日産、業績悪化で役員体制を変更
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日産自動車は、業績が急激に悪化していることから、事業体制のスリム化に加え、地域軸と機能軸のマネジメント強化を目的に2月9日付で役員体制を変更する。

志賀俊之最高執行責任者(COO)は、カルロス・ゴーン社長の直轄のもと、新たに3つに構成される地域全体と、渉外、生産、研究・開発、購買、商品企画、デザイン、販売・マーケティングを統括する。
 
コリン・ドッジ常務執行役員は、新たにチーフ・リカバリー・オフィサーに就任し、ゴーン社長の直轄となり、実行する全社的な改善活動を指揮することに加え、経営企画とグローバル・コントロールを担当する。また、新設のアフリカ・中東・インド・欧州をまたぐ地域を統括する。
 
西川廣人副社長はこれまでの購買に加え、関係会社管理を担当し、新設の日本・中国・アジア太平洋市場をまたぐ地域を統括する。
 
カルロス・タバレス副社長は、新設の北米・中南米をまたぐ地域を統括する。
 
アンディ・パーマー執行役員は、常務執行役員に昇格し、商品企画、インフィニティ事業部、小型商用車(LCV)事業部、新設の電気自動車事業部を統括するとともに、新たにエグゼクティブ・コミッティのメンバーに加わる。
 
このほか、エグゼクティブ・コミッティのメンバーはアラン・ダサス最高財務責任者、遠藤淳一常務執行役員(グローバル販売・マーケティング担当)、今津英敏副社長(生産・SCM担当)、山下光彦副社長(研究・開発、トータル・カスタマー・サティスファクション担当)。

ゴーン社長は「我々は今回の組織変更によって、このグローバル危機を乗り越えるだけでなく、事態の収拾に備えて、急速な力強い成長を果たす態勢を整える」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

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