日産の第3四半期決算…当期純利益が87%減

自動車 ビジネス 企業動向
日産の第3四半期決算…当期純利益が87%減
日産の第3四半期決算…当期純利益が87%減 全 3 枚 拡大写真

日産自動車が発表した2008年4 - 12月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比87.5%減の432億円と大幅減益となった。

【画像全3枚】

円高による為替差損に加えて、世界的な新車市場不振の影響を受けて同社の販売も低迷、10 - 12月期の営業損益が832億円の赤字となった。このため、4 - 12月期の営業利益は同84.0%減の925億円だった。
 
売上高は同14.7%減の6兆6858億円と減収だった。期中のグローバル販売台数が同3.0%減の263万3000台とマイナスとなったほか、円高の進行で為替換算が影響した。経常利益は同84.0%減の900億円にとどまった。
 
カルロス・ゴーン社長は「金融収縮と消費意欲の低迷が最も大きく影響し、世界経済は想定していたあらゆるシナリオの中でも、最悪もしくはそれ以上の状態となっている。日産は将来に目を向け、今後も引き続きキャッシュフローの確保を最優先し、業績の向上に向けて迅速、適切かつ効果的な措置を講じていく」としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る