ホンダが2010年春の定期採用人数を大幅に絞り込むことが明らかになった。同社は2010年春の定期採用人数を今春よりも600人少ない890人にとどめると発表した。
世界的な新車市場の低迷で同社の業績も急激に悪化している。世界中の各工場で減産していることもあって採用人数を絞り込み、人件費を抑制するのが狙い。
2010年春の採用計画では、大卒事務系が今春よりも40人少ない80人、大卒技術系が310人少ない540人とする計画だ。生産台数を減産していることもあって高卒についても250人少ない270人とほぼ採用人数を半減させる計画だ。