加藤製作所は10日、ホイール・クレーン3車種の速度計に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2006年7月12日 - 2008年8月19日に製作された257台。
車速計で、車速信号用アンプの取付位置が不適切なため、アンプがトランスミッション等からの強い振動を受け、アンプの内部素子が破損し、正常な速度表示ができなくなるおそれがある。
全車両、シャシフレームに固定金具を追加し、アンプを移設するとともに、アンプが破損している場合は新品に交換する。
不具合発生件数は140台で、市場からの情報と国交省からの指摘でわかった。事故は起きていない。