【ジュネーブモーターショー09】ドイツ製スーパーカー アポロスピード…最高速360km/h

自動車 ニューモデル モーターショー
【ジュネーブモーターショー09】ドイツ製スーパーカー アポロスピード…最高速360km/h
【ジュネーブモーターショー09】ドイツ製スーパーカー アポロスピード…最高速360km/h 全 1 枚 拡大写真

ドイツのGUMPERT(グンペルト)社は12日、『アポロスピード』のティーザー写真を公表した。4.2リットルV8ツインターボ(700ps)を搭載し、0-100km/h加速3秒以下、最高速360km/hという異次元の走行性能を実現する。

GUMPERT社は元アウディのモータースポーツ部門統括責任者、Roland Gumpert氏が設立。同氏はアウディ在籍時代に、25回の国際選手権レース、4回のWRC(世界ラリー選手権)での優勝を勝ち取っている。

GUMPERT社のオリジナルスーパーカー、『アポロ』は宇宙船をイメージしたという独特のフォルムが特徴。今回のアポロスピードは、フロント周辺やホイールアーチのデザイン変更により、空力性能とブレーキ冷却性能を引き上げている。また、テールランプは新デザインとなり、小型の角度調整式スポイラーが採用された。

ミッドに置かれるエンジンは、アウディ製の4.2リットルV8をベースに、ツインターボを装着したもので、最大出力は700ps/6500rpm、最大トルクは89.2kgm/4000rpm。6速シーケンシャルMTと組み合わせられ、0-100km/h加速3秒以下、最高速360km/hという圧倒的なパフォーマンスを獲得した。顧客の希望により、最大出力は800psまで高めることもできるという。

カーボンとアルミのサンドイッチ構造を導入したボディは1200kgという軽さ。ボディサイズは全長4460×全幅1998×全高1105mm、ホイールベースは2700mm。ブレーキはボッシュ製のABSと6ピストンキャリパーが奢られ、タイヤは前255/35ZR19、後ろ345/35ZR19サイズが装着される。

アポロスピードは3月4日、ジュネーブモーターショーの会場で正式発表。価格は30万1600ユーロ(約3485万円)からと、性能、プライスともにスーパーな存在だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  2. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  3. 「168馬力のクルーザーおかしいだろ」ドゥカティのスポーツクルーザー『XディアベルV4』国内発売にSNSでは興奮の声
  4. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  5. 「めちゃイイの出して来た」日産の新型『ルークス』が話題に!167.2万円からの価格にも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る