トヨタ、米6工場でワークシェアリング導入

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ、米6工場でワークシェアリング導入
トヨタ、米6工場でワークシェアリング導入 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は現地時間の12日、米国6工場の製造現場の従業員を対象にワークシェアリングを導入すると発表した。米国の自動車販売が急減するなかで、さらなる減産に対応する。トヨタがワークシェアリングを導入するのは初めて。

同社は米国での販売減少とそれに伴う減産のため、必要に応じて工場の休止日を設けてきた。しかし市場環境が一段と厳しさを増すなかで、雇用を守るための新たな施策が必要になった。

対象は完成車を生産するケンタッキー、インディアナ、テキサスなど6工場。労働時間を従来の2週間80時間から2週間72時間に短縮し、賃金も72時間分に減額する。幹部社員含む全従業員を対象に賞与を削減するほか、幹部社員の給与削減、従業員の昇給見送りを実施する。

退職を希望する従業員に一時金を支払うボランタリーエグジットプログラム(早期退職制度)も導入する。同社は同プログラム導入による退職目標人数の設定はなく、退職勧奨の意味合いもないとしている。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  3. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  4. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  5. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る