日本無線と豊田通商、インドネシアで沿岸無線整備を受注

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日本無線と豊田通商は共同で、円借款資金によるインドネシア向け沿岸無線整備事業で、インドネシア国運輸省傘下の海運総局(DGST)との間で契約を締結した。プロジェクト総額は約44億円、システムの最終引渡しは2011年1月の予定。

プロジェクトは、全世界的な海上遭難安全システム(GMDSS)対応通信機器の納入・据付、既設GMDSS無線局、鉄塔の整備、船舶自動認識装置(AIS)の設置、総合メンテナンスセンターの設置、トレーニングセンターの設備強化を行うもの。対象は、インドネシア国内の48か所のサイト。
 
このプロジェクトにより、インドネシア全土の沿岸を航行する船舶が遭難した際、近隣の海岸局へ直ちに通報することが可能となるカバレッジエリアが、従来と比べて大幅に改善され、今後のインドネシアでの捜索救助活動に大きく寄与できる、としている。
 
GMDSS対応通信機器としては、船舶、沿岸無線局ともに数多くの経験と実績のある日本無線のGMDSS技術が評価され、今回の採用が決まった。日本無線と豊田通商は、今回の沿岸無線整備プロジェクトに続き、インドネシアでの海峡の航行安全システムをインドネシア国運輸省に対して拡販を図り、今後もインドネシア海域を航行する船舶の安全に寄与していくとしている。

《レスポンス編集部》

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