富士重工業(スバル)は、ITS推進協議会が推進する「ITS-Safety2010」の公開デモンストレーションに参加すると発表した。
公開でもには、交通事故の未然防止のためインフラ協調型安全運転支援システムを搭載した車両スバル『ASV-4』や、昨年5月に市販を開始した先進運転支援システム「EyeSight(アイサイト)」を搭載した車両を出展する。
今回は、第4期ASV(ASV-4)で取り組んでいる無線を用いた車車間通信により走行中の位置や方向などの情報交換によって車両衝突回避を目指す機能に加えて、道路に設置された光ビーコンを活用した路車間通信システムであるDSSS(安全運転支援システム)や、道路に設置されたセンサーからの渋滞情報などを伝達する路車間通信システムであるスマートウェイに対応したインフラ協調型安全運転支援システムを搭載したスバルASV-4を2台開発した。
今回の公開デモでは、公道試乗会を通じてASVやDSSS、スマートウェイの3つのプロジェクトに沿った最新技術を紹介するほか、会場内専用スペースでEyeSight搭載車両の試乗や、会場内展示スペースでの運転支援システムに関する取組みを紹介する予定。