英国BMWのドライビングスクール…M3 でドラテク講座

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英国BMWのドライビングスクール…M3 でドラテク講座
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英国BMWとモータースポーツビジョン社は24日、新しいドライビングスクールの内容を明らかにした。英国内のサーキットで『M3クーペ』など最新BMW車を使用して行うドラテク講座だ。

モータースポーツビジョン社は、英国内で5か所のサーキットを運営。ブランズハッチ(ケント州)、オウルトンパーク(チェシャー州)、スネタートン(ノーフォーク州)、キャドウェルパーク(リンカンシャー州)、ベッドフォードオートドローム(ベッドフォード州)の5か所である。ブランズハッチとオウルトンは、かつて英国GPも開催された由緒あるサーキットだ。

ドライビングスクールはM3クーペなどを使用。モータースポーツビジョン社のエキスパートドライバーが、マンツーマンでサーキット走行の基礎を教えてくれる。使用車両はM3クーペが4台、メディカルカーとして『X6』が4台、ペースカーとして『X5』が4台など、BMWが全面的にバックアップしている。

BMWオーナーでなくても受講できるが、ユニークなのは免許取得年齢に満たない者でも参加できる点。年齢13歳以上で、身長が4.1フィート(約125cm)以上あれば、参加が認められる。使用車両はM3ではなく『1シリーズ』となるが、車に対する関心を高め、将来的にBMWの購入につなげたいという、したたかな戦略だ。

英国BMWのティム・アボット氏は、「BMWの次の世代の顧客に実車に触れてもらい、運転する喜びを体験してほしい」と語っている。グラハム・ヒルやジャッキー・スチュワート、最近ではルイス・ハミルトンと、数多くの名ドライバーを輩出した英国の自動車文化は、さすがにおおらかだ。

《森脇稔》

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