刺激的なマッスルセダン…オーストラリアフォードから

自動車 ニューモデル 新型車
刺激的なマッスルセダン…オーストラリアフォードから
刺激的なマッスルセダン…オーストラリアフォードから 全 2 枚 拡大写真
オーストラリアのFPV(フォードパフォーマンスビークル)社は27日、メルボルンモーターショーで『FPV F6 Eコンセプト』を発表した。421ps、57.6kgmのスペックを誇るマッスルセダンだ。

フォードと英国プロドライブ社は2002年、FPV社を設立。オーストラリア向けフォード車をベースに、高度なチューニングを施したモデルを販売している。現在のベース車は、『ファルコン』『モンデオ』『エスケープ』など。FPV車を取り扱うディーラーはオーストラリアとニュージーランドで85拠点に上る。

FPV F6 Eコンセプトは、オーストラリアのベストセラーセダン『ファルコン』がベース。4.0リットル直6ターボは、ブーストアップや燃料噴射システムの変更などにより、最大出力421ps/5500rpm、最大トルク57.6kgm/1950-5200rpmを発生する。

これはベースとなったファルコンのスポーツグレード「XR6ターボ」よりも、54ps、3.2kgm強力だ。トランスミッションはシーケンシャルモード付きのZF製6速AT。燃費は8.3km/リットルとまずまずだ。

19インチの足回りは、ブレンボ製ブレーキで強化。キャリパーはフロント6ピストン、リア4ピストン。ドリルド仕様のローター径は前355mm、後ろ330mm。サスペンションはザックス製が奢られる。

外観はブラックアウトしたメッシュグリル、リップスポイラー、トランクスポイラー、ワイドリアフェンダーなど、控えめなモディファイ。室内はレザーシート、ダークウォールナットパネル、レザーステアリングホイールなどが装着される。

現時点ではコンセプトカーだが、市販は確実。FPV社は価格について、「7万8190オーストラリアドル(約498万円)程度」と公表している。マッスルセダンが好まれるオーストラリアでは、受けそうなモデルといえる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る