【ジュネーブモーターショー09】トヨタ iQ に1.3リットル仕様

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【ジュネーブモーターショー09】トヨタ iQ に1.3リットル仕様
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欧州トヨタは26日、『iQ』に1.3リットル直4エンジンを追加した。1.0リットル直3搭載車と同様に、高い環境性能を実現している。iQの1.3リットルは3月3日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表。欧州では7月からディーラーに並べられる。

この1.3リットルは、2月の『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)のマイナーチェンジで先行搭載。型式は「1NR−FE」で、排気量は1329cc。デュアルVVT-i仕様で、最大出力は1.0リットルの69psを上回る100psを発生する。

トヨタが2008年10月のパリモーターショーで発表した「オプティマルドライブ」思想は、iQの1.3リットルにも導入。この思想は、エンジンやトランスミッションの軽量化、エンジン抵抗の低減などによって、パワーを向上させると同時に、環境性能も引き上げようという考え方だ。

新エンジンの環境性能は、6速MTが欧州複合モード燃費20.8km/リットル、CO2排出量113g/km、マルチドライブ(CVT)が欧州複合モード燃費19.6km/リットル、CO2排出量120g/km。1.0リットル車(5速MT)の23.3km/リットル、99g/kmに迫る環境性能を実現している。

6速MTにはアイドリングストップ機能、「ストップ&スタートシステム」が組み込まれた。車両が停止し、シフト位置をニュートラルにしてクラッチから足を離すと、エンジンが自動的に停止。クラッチを再び踏み込むとエンジンが始動する。

《森脇稔》

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