【ジュネーブモーターショー09】メガーヌクーペ にホットな ルノースポール

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【ジュネーブモーターショー09】メガーヌクーペ にホットな ルノースポール
【ジュネーブモーターショー09】メガーヌクーペ にホットな ルノースポール 全 17 枚 拡大写真

ルノーは3日、ジュネーブモーターショーで『メガーヌクーペ』のホットバージョン、『ルノースポール250』を発表した。その名の通り、最大出力250psを発生する2.0リットル直4ツインターボを積む最強グレードだ。

ルノースポールはこれまで、メガーヌに2つのスペシャル仕様を用意してきた。『F1チームR26』と『R26.R』である。2008年10月のパリモーターショーでデビューした新型メガーヌクーペにとって、ルノースポール設定は今回が初。その心臓部には過去最強のエンジンが収まる。

新開発の2.0リットル直4はツインスクロールターボを装着。最大出力250ps/5500rpm、最大トルク34.7kgm/3000rpmを発生する。これはR26.Rよりも20ps、4.1kgmパワフルだ。このエンジンは1900rpmで、最大トルクの80%を発揮し、ワイドなパワーバンドを持つ。トランスミッションは6速MTだ。

『トゥインゴ』や『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)のルノースポールと同様、新型メガーヌクーペにも2種類のシャシーセッティングが用意される。「スポーツ」は標準モードで、街乗りからサーキットまで幅広い使用を想定。一方、「カップ」はサーキットに特化した仕様で、サスペンションはハードに締め上げられ、強大なトラクションを獲得するLSDが組み込まれる。

外観はフロントバンパーが専用デザインで、LEDデイタイムランニングライトを採用。エアインテークのデザインには、ルノーのF1マシン『R28』との共通性を感じさせる。ワイドな18インチタイヤを収めるために、オーバーフェンダーを装着。リアはセンターマフラーとディフューザーが専用となる。

室内はサポート性を高めた専用シート、シフトアップインジケーター付きのタコメーター、アルミ製ペダルなどを採用。ステアリングホイールはルノースポールのデザイン。ヘッドレスト、ダッシュボード、タコメーターには「Renaultsport」のロゴが添えられる。また、電動パワーステアリングは専用チューン。ESPの解除スイッチも装備される。

ルノースポール250は、欧州では2009年後半に発売予定。ルノーF1直系のスポーティな走りが楽しめるモデルとして、人気を集めそうだ。

《森脇稔》

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