NTN、油圧式オートテンショナの新製品を開発…ベルトの長寿命化

自動車 ニューモデル 新型車
NTN、油圧式オートテンショナの新製品を開発…ベルトの長寿命化
NTN、油圧式オートテンショナの新製品を開発…ベルトの長寿命化 全 4 枚 拡大写真

NTNは、自動車用タイミングベルトの張力を適正に調整し、静粛性とベルト寿命向上に寄与する「高応答型油圧式オートテンショナ」を開発し、量産開始した。

自動車の高機能化や高信頼性化が進み、自動車部品に対する高機能・長寿命化要求が高くなっている。油圧式オートテンショナは、油圧経路に設けられたチェックバルブが開閉されることで油圧ダンパを働かせてベルト張力を一定に保ち、ベルトの静粛性と寿命向上に寄与する。

エンジンの高機能化・高回転化・長寿命化により、チェックバルブは非常に早いスピードでの開閉を長期間繰り返す必要があり、チェックバルブには、より高い応答性と耐摩耗性が要求されている。

同社では、チェックバルブにセラミック球を適用することで、チェックバルブの高速応答性を従来品と比べて20%向上させるとともに、バルブ自体の摩耗を大幅に軽減し、寿命を8倍以上にするなど、長期にわたる安定した張力調整機能を実現した。

自動車部品のの高信頼性・長寿命化のニーズが高まる中、グローバルに市場展開する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  3. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  4. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る