GMC アカディア、ペットの安全性優秀賞を受賞

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GMC アカディア、ペットの安全性優秀賞を受賞
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GMは、トラックブランドであるGMCの『アカディア』が、ペットの安全の提唱者である「Bark Buckle UP」から「2009年度Pet Safe Choice Award(ペットの安全性優秀賞)」を受賞したと発表した。

アカディアは、GM傘下のOnStar社が提供するセーフティとセキュリティの技術を搭載している。具体的には、緊急時のサービスやハンズフリーカーナビゲーション、ペットを安全ベルトで留めることができる3列目のベンチシートと、シートの後ろにペット用ケージを置ける十分なスペース、などがあり、連邦政府や保険業界からの耐衝撃性に対する評価も高い。

米国ペット商品製造者組合によると、アメリカの家庭の63%(7110万世帯)がペットを飼っていて、2008年にペット商品やサービスに消費された金額は430億ドルを上回った。
 
GMは2月11日に開催されたシカゴオートショー(シカゴモーターショー)でBark Buckle Up賞を受賞、同日「アメリカン・ケネル・クラブ・S.T.A.R.」プログラム卒の犬達と、ケイン郡保安局事務所の協力のもと、車内でペットをつないでおくことの重要性を伝えるデモンストレーションが行われた。
 
35マイル/h(約56km/h)で衝突事故になった場合、60ポンド(約27kg)のペットは2700ボンド(約1.2t)に値する衝撃を与え、ペット自身だけでなく、同乗している人間に対しても大きなダメージを与える可能性がある。さらに、怪我をしたペットが車内で繋がれていないと、そのまま車から自分で逃げ出し、救助にやって来た人に噛み付いたり、道路に飛び出して新たな事故を引き起こしす懸念もある。

Bark Buckle UPの創始者であり、ペットセーフティの専門家クリスティーナ・セルター氏は、「非常に多くの飼い主がペットと一緒に移動するようになった今日、飼い主とペットの安全性は、車を購入する上での非常に重要なキーとなっている。GMCアカディアは、車のデザインとその機能における素晴らしいリーダーシップにより、この分野で高い評価を得たと確信している」と語っている。

《レスポンス編集部》

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