三井造船は10日、住友商事からインドネシア共和国のタンジュン・ジャティB石炭火力発電所拡張工事事業の土木・建築工事を一括受注したと発表した。
この事業は、インドネシア、ジャワ島中部に位置する総発電容量1320MWの既設発電所の隣に、同じく660MW×2系列の拡張発電所を増設し、住友商事グループ100%出資のインドネシア法人PT.セントラル・ジャバ・パワー(CJP)が20年間にわたってインドネシア国営電力会社にリースする、総事業費2000億円のプロジェクト。
プロジェクトで三井造船は、1320MWの石炭火力発電所建設工事に付帯する海上土木工事、陸上土木工事、建築工事、煙突工事などを担当し、2011年末の完工を目指す。