【ジュネーブモーターショー09】VW、環境に優しいブルーモーションを積極展開

自動車 ニューモデル モーターショー
【ジュネーブモーターショー09】VW、環境に優しいブルーモーションを積極展開
【ジュネーブモーターショー09】VW、環境に優しいブルーモーションを積極展開 全 9 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンはジュネーブモーターショーで『ブルーモーションテクノロジー』を発表した。環境に優しいエンジンを積むモデルを指す新ブランドの位置づけで、主力車種に設定される。

『ゴルフ』には新グレード「ブルーモーション」を用意。1.6リットル直4ターボディーゼルの「TDI」(105ps、25.5kgm)を搭載。アイドリングストップ機能や回生ブレーキを装備し、欧州複合モード燃費26.3km/リットル、CO2排出量99g/kmを実現する。

『ゴルフプラス』にも「ブルーモーション」を用意。基本的にゴルフと共通の1.6リットル直4ターボディーゼルの「TDI」で、欧州複合モード燃費23.3km/リットル、CO2排出量114g/kmを実現する。燃料タンク容量は55リットルで、満タンで約1100km以上走行できる足の長さも魅力だ。

『パサートCC』には「ブルーTDI」を設定。2.0リットル直4ターボディーゼルの「TDI」(143ps)を積む。SCR(選択触媒還元)を採用して、排出ガス中のNOX(窒素酸化物)を低減させた。欧州複合モード燃費は19.2km/リットル、CO2排出量は139g/km。トランスミッションは6速DSGで、最高速度214km/hを誇る。

『トゥーラン』(日本名:『ゴルフトゥーラン』)には「TSIエコフューエル」をラインナップ。ターボ&スーパーチャージャーの1.4リットル直4「TSI」(150ps、20.8kgm)エンジンの天然ガス仕様車だ。CO2排出量126-129g/kmという環境性能の高さが売りとなる。

フォルクスワーゲンはブルーモーションテクノロジーをフルライン展開していく方針。もちろん、今回のジュネーブでワールドプレミアを飾った新型『ポロ』にも、欧州複合モード燃費30.3km/リットル、CO2排出量87g/kmという『ブルーモーションコンセプト』を設定し発表した。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る