アルファロメオ MiTo GTA…そのルーツに息づく血統

自動車 ニューモデル モーターショー
アルファロメオ MiTo GTA…そのルーツに息づく血統
アルファロメオ MiTo GTA…そのルーツに息づく血統 全 5 枚 拡大写真

アルファロメオはジュネーブモーターショーで『MiTo』の最強グレード、「GTAコンセプト」を発表した。動画共有サイトでは、そのPR映像を公開している。

アルファロメオ伝統のネーミング、GTAとは「グラン・ツーリズモ・Alleggerito(軽量化)」の意味。アルファの歴史において、初めてGTAの名を冠したモデルは、1965年に登場したレース専用車の『ジュリアスプリントGTA』だった。最近では『156』や『147』に、「GTA」がラインナップされたことがある。

MiToに設定されたGTAは、新開発の1742cc直4ターボを搭載。直噴システム、デュアルバリアブルバルブタイミング、専用コンピューターなどの採用により、最大出力240psを発生する。GTAの伝統にのっとって軽量化も徹底的に施され、ルーフ、リアスポイラー、ドアミラーなどにカーボンを使用。サスペンション、ブレーキ、シャシーの一部などがアルミ化された。

足回りは専用サスペンションを採用し、車高は20mmローダウン。フロントはジオメトリーを変更し、リアはブッシュを新調するとともに、アクティブサスを導入した。ブレーキも強化され、ステアリングフィールの見直しも図られている。

外観はメッシュの大型エアインテークを持つ専用フロントバンパー、リアのディフューザー、センター2本出しの大径マフラー、19インチの専用アルミホイール&ワイドタイヤなどを装着。迫力のルックスを生み出している。

MiToのGTAコンセプトは、現時点ではコンセプトカーだが、年内には正式発売される見込み。GTAのルーツ、ジュリアスプリントGTA も登場するPRビデオは、メイキング映像とともに、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る