フォードは、ジュネーブモーターショーで『レンジャー』の改良モデルを発表した。エクステリアの変更が、マイナーチェンジの大きなテーマだ。レンジャーはタイ工場で生産する小型ピックアップトラック。欧州をはじめ、世界100以上の市場で販売されるグローバルモデルだ。
今回のマイナーチェンジでは、フロントマスクが大きく変わった。グリルは太い横バーが目立つメッキタイプで、「RANGER」の文字入り。ヘッドランプとバンパーも新デザインだ。従来型は角張ったイメージが強かったが、新型はモダンな表情を手に入れている。リアはテールランプがクリアレンズ化されたのが識別点だ。
ボディタイプは、シングルキャブ、ダブルキャブ、RAP(リアアクセスパネル)の3仕様。RAPは後部ドアが逆ヒンジで開く観音開きドアで、高い乗降性が得られる。グレードは「XL」「XLT」「リミテッド」「ワイルドトラック」の4種類を用意している。