上野中央通り地下通路完成…周辺8駅を傘を差さずに

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上野中央通り地下通路完成…周辺8駅を傘を差さずに
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上野中央通り地下駐車場とともに、東京都建設局が整備したのは、16日から一般供用を開始した「上野中央通り地下通路」だ。東京都台東区上野2丁目から4丁目の都道「中央通り」の地下26mに京成上野駅と都営大江戸線コンコースを接続する320mの歩行者専用地下通路が広がっている。事業費は約107億円。

JR、東京メトロ日比谷線と銀座線の上野駅、京成上野駅、上野御徒町駅、上野広小路駅、御徒町駅、仲御徒町駅の8駅を結び、地下駐車場とあわせ6か所の地上出入口、エレベーター2基を備える。歩行者の移動が格段に容易になった。

台東区が整備した「中央通り地下駐車場」とは、三層構造で一体になっている。地下1階は地下歩道、地下2階と3階が駐車場で、全体が東京メトロ銀座線を抱えるように凹型に形成されている。

全体工事は東京メトロが受託。ゼネコンが取り仕切ることがなかったのは、1日107万人が利用する東京メトロ銀座線の安全運行に配慮したため。またJVとして、上野御徒町方面通路から地下駐車場までの一工区を鹿島建設、戸田建設、勝村建設が、地下駐車場から京成上野駅までの二工区を大林組、大成建設、不動建設が請け負った。

上野御徒町方面通路の約160m区間では、首都高速中央環状線と同じシールド工法を採用。マシンで地下を掘り進め、沿道環境に配慮した。

《中島みなみ》

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