石油情報センターが発表した石油製品の店頭小売り価格調査によると、3月16日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり111.4円となり、前の週と比べて0.3円上がった。これで9週連続の上昇。
石油元売各社はガソリンに関しては卸価格を依然として引き上げる姿勢を強めており、上昇トレンドにある。ただ、上がり幅は小幅になっている。
ハイオクガソリンは0.4円アップして122.3円となった。
一方、軽油については依然として下落傾向が続いており、0.3円ダウンして99.6円。再びガソリンとの価格差が開いている。
★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、3月18日のレギュラーガソリンの全国平均価格は105.5円/リットル、ハイオクは 115.3円/リットル、軽油は89.78円/リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。