【春闘09】トヨタ系部品メーカー、ベアゼロ・一時金満額割れ

自動車 ビジネス 企業動向

今春闘では部品メーカーでも賃金はベアゼロ、年間一時金は満額割れの回答が相次いでいる。デンソーの年間一時金は昨年より46万円少ない176万円の回答だった。

デンソーは、賃上げは賃金制度維持分のみとし、組合が要求していた4000円のベースアップは見送った。年間一時金は180万円の要求を4万円下回る176万円を回答した。年間一時金の満額割れは10年ぶりとなる。

トヨタ系ではアイシン精機やトヨタ紡織といった部品メーカーも賃上げはベアゼロ、年間一時金はアイシンが140万円、トヨタ紡織が134万円となるなど軒並み要求を下回った。前年実績に比べると2割程度の減額になる。

デンソーなどは経済情勢や自動車需要の先行き見通し、業績見通しの不透明感から、冬の賞与については秋に再協議することで労使が合意した。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る