国土交通省は30日、事故やニアミスなどにより急ブレーキ等の衝撃を感知した際に前後数十秒間を画像として保存可能な「ドライブレコーダー」に関するリーフレットを作成した。
リーフレットは、タクシーに装着されたドライブレコーダーが交差点での衝突事故を記録した実際の画像を掲載し、当事者双方が当初は「信号は青だった」と主張していたものの、ドライブレコーダーの画像にタクシーにとっての青信号が写っており、軽自動車が信号を無視し、タクシーに過失がないことを証明したことを紹介している。
ドライブレコーダーの搭載で、運転者の安全意識が向上することが期待されており、タクシーやトラックなどの運送事業者の間では、事故等の映像を利用した乗務員の安全教育に活用できるとして、導入が進んでいる。