【ニューヨークモーターショー09】VW ゴルフ 新型…車名も新たに、北米仕様がデビュー

自動車 ニューモデル モーターショー
【ニューヨークモーターショー09】VW ゴルフ 新型…車名も新たに、北米仕様がデビュー
【ニューヨークモーターショー09】VW ゴルフ 新型…車名も新たに、北米仕様がデビュー 全 7 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンオブアメリカは30日、ニューヨークモーターショーで新型『ゴルフ』の北米バージョンを公開すると発表した。新型導入に合わせて、車名は『ラビット』から『ゴルフ』に変わる。

フォルクスワーゲンのビッグネーム、ゴルフだが、北米での車名の変遷には紆余曲折があった。初代ゴルフは1974年に欧州デビュー。1975年に北米市場へ投入されるが、北米向けの車名として、「ラビット」が用意された。

ところが、1984年に米国デビューを果たした2代目は、車名を「ゴルフ」に変更。それから4代目モデルまで、20年以上に渡ってゴルフのネーミングは北米でも使用された。

しかし、またまた転機が訪れる。2006年の5代目投入のタイミングで、フォルクスワーゲンは再び「ラビット」の車名を北米で復活させるのだ。2002年にフォルクスワーゲンは『ニュービートル』に、米国では懐かしの『コンバーチブル』を設定するが、このリバイバルブームに乗る形で、「ラビット」の名前を再使用したと言われている。

そして、最新の6代目発売にあたって、フォルクスワーゲンはマーケティング戦略の見直しを実施。北米での車名を「ゴルフ」に戻すことを決定した。ゴルフは世界120か国以上で、累計2600万台を超えるセールスを記録するなど、フォルクスワーゲンの中では知名度ナンバーワンモデル。世界共通ネーミングの導入により、ゴルフブランドをさらに強固にしていく狙いがあるようだ。

フォルクスワーゲンオブアメリカのマーク・バーンズCOOは「ゴルフの車名復活は、新しいゴルフの歴史を作り上げるのに、重要なステップとなる」と語っている。

新型ゴルフの北米仕様は、4月8日に開幕するニューヨークモーターショーで初公開。今秋から販売がスタートする。ガソリンエンジンに加えて、ディーゼルが設定されるかどうかも注目される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る