【プリウス プロトタイプ 試乗】ハイブリッドインジケーターは気に入った…こもだきよし

試乗記 国産車
【プリウス プロトタイプ 試乗】ハイブリッドインジケーターは気に入った…こもだきよし
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『プリウス』は燃費に対するインフォメーションがたくさん表示される。どうなったかという結果も時間経過とともに見やすく表示されるが、ボクが一番気に入ったのは「ハイブリッドインジケーター」である。

【画像全9枚】

ハイブリッドインジケーターはエコドライブするために、アクセルペダルの踏み方、ブレーキペダルの踏み方を工夫(調節)する指針になる。液晶で表示されるゾーン(針)が、アクセルペダルを踏み込むと右にいき、踏み過ぎると一番右の「PWR(パワー)」の枠に入ってしまう。アクセルペダルを戻すと表示されるゾーンは左にいき、惰性で走っているときには「CHG(チャージ)」の枠に少し入る。ブレーキペダルを踏むと「CHG」の枠の左にゾーンが伸びていく。

ハイブリッドインジケーターはひとつのメーターでアクセルペダルとブレーキペダルのエコドライブのための踏み方が判るのだ。

ではどのゾーンを使えばいいのかというと、加速のときには「PWR」の直前までアクセルペダルを踏んでもいい。こうするとエンジンが掛かるが、いつかは充電しなければならないなら、加速のときにエンジンを掛けてついでに充電してしまえば効率が良いのだ。またこの方法は、いち早く一定スピードにすることで、燃料をほとんど使わずに走る距離を長くすることも大きな目的になっている。

アクセルペダルを深く踏み込まなければ、55km/hまではEV走行が可能だ。だがこれはバッテリーの電気を使っているわけで、その短い区間は燃費が良くなるが、いつかは充電しなくてはならない。言ってみれば貯金を取り崩しているわけだ。

アクセルペダルを戻せば「CHG」側にゾーンが動く。ブレーキペダルを踏み込むとさらに左側にゾーンが伸びて充電量が増えているのが見える。プリウスは緩いブレーキは充電するときの抵抗でスピードを落としている。ブレーキペダルを踏んでいても踏み込みが弱ければブレーキバッドを使わずに制動しているのだ。この回生ブレーキを有効に使うことでハイブリッド車らしい効率のいいエコドライブができる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★★

こもだきよし|モータージャーナリスト
クルマ好きというより運転が好きなモータージャーナリスト。日本自動車ジャーナリスト協会副会長、BMWドライバー・トレーニングのチーフインストラクター、JAF交通安全委員会委員、警察庁各種懇談会委員などを務める。

《こもだきよし》

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