ホンダ、米国新車販売は33.7%減…3月実績

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ホンダ、米国新車販売は33.7%減…3月実績
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米国ホンダは1日、3月の新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は8万8379台。前年同月比は2月の35.4%減から少し持ち直し、33.7%のマイナスだった。

ホンダブランドの乗用車系は、好調だった『フィット』が3か月ぶりにマイナスに転じた。フィットの3月販売台数は5300台。前年同月比は19.4%減と勢いが止まった。主力車種の『アコード』も34.7%減の2万2722台、『シビック』も34.4%減の2万0645台。アコードは3か月連続、シビックは4か月連続で3割以上の大幅マイナスに見舞われている。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系の落ち込みは相変わらず大きい。『CR-V』が前年同月比29%減の1万2959台、『パイロット』が30.6%減の6789台、『オデッセイ』が36%減の8156台、『リッジライン』が66.1%減の1212台、『エレメント』が70.4%減の912台と、販売不振に歯止めがきかない状態だ。

アキュラブランドでは、新型『TSX』が前年同月比16.6%増の2556台と3か月連続プラス。小型プレミアムセダンとして好評を博している。しかし、『TL』は21.3%減の3231台、『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)は69.4%減の161台と不振。SUVでは、『MDX』が47.9%減の2221台、『RDX』が50.5%減の836台と、約5割のマイナスを記録している。

米国ホンダの販売回復のカギを握るのは、新型『インサイト』のリリース。トヨタの新型『プリウス』と同様に、米国の顧客に支持されるのは間違いないと思われる。米国ホンダのジョン・メンデル上級執行役員は、「新型インサイトの発売が、厳しい経済環境の中で、ホンダにとって追い風となる」とコメントしている。

《森脇稔》

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