トヨタが5月に発売を予定しているハイブリッドカー新型『プリウス』。すでにディーラーでは予約注文を受け付けているという情報をキャッチして、実際に見積もりをとりにいってみた。
ディーラにおもむき「新型プリウスの予約はとれますか?」とセールスマンに聞いてみたところ、価格表などのない簡易なパンフレットと、スタッフ向けの資料を用意して、商談に対応してくれた。
対応してくれたセールス氏によると、現在のところ200台(同店舗で)の受注があり、いま注文を入れた場合の納車は6月ごろ、このままのペースでいくと、「発売時の頃には年内の納車はむずかしいのでは?」とのことだった。
さて、注目は価格。各メディアが報じているとおりに、205万円となる「Lグレード」が存在した。
このモデル、値段を下げるために突如作り上げたコストダウンが目に見える安物グレードではなかった。現行プリウスのベーシックグレードは233万1000円なので、おそらくそのあたりの値段設定にあわせて開発されてきたモデルだ。
価格戦略の見直しと、事前の情報露出戦略が着実に受注につながっているもようで、発売時の初期受注台数が気になるところだ。