アルファロメオ『MiTo』が日本導入される。高級スポーツカー『8C』譲りのデザインについては“キュート”と評し、幅広い年代の女性にも受け入れられるという。なお、想定されるユーザーの世帯年収は500から700万円程度。
アルファロメオブランドのマーケティングを担当しているアレサンドロ・サイタ氏は、MiToについて「ベイビーアルファは、ピュアスポーティスピリットを求める真の車好きから、都会波のクールなファッショんマニアまで、幅広いユーザー層をカバーする新世代アルフィスト(アルファロメオオーナー)の創出を目的としている」と説明する。
アレサンドロ・サイタ氏は、ユーザー層が28歳から45歳までをベースとしながらも「リタイア層もしくはそれに近い方々で、安心を犠牲にせず新たな青春を求めている大人の方にもアピールできる」とさらに上の世代にも訴求する考え。
販売にかける自信は、フィアットグループオートモービルズジャパンのポンタス・ヘグストロム社長の発言からも伺える。
不況といわれる中、アルファロメオが欧州でシェアを維持していることや、日本での好調ぶりをアピール、2009年3月の販売は「この1年間で最高の売上を記録した月」とし、「MiToの登場で、さらにシェアを拡大していくと思っている」とした。