三菱樹脂、次世代太陽電池パネル向け ハイガスバリアフィルム 世界販売へ

自動車 ニューモデル 新型車
三菱樹脂、次世代太陽電池パネル向け ハイガスバリアフィルム 世界販売へ
三菱樹脂、次世代太陽電池パネル向け ハイガスバリアフィルム 世界販売へ 全 2 枚 拡大写真

三菱樹脂は7日、次世代太陽電池や有機ELディスプレイ、電子ペーパーなどのフロントパネル向け素材として、高性能なガスバリア性に加えて、反射防止性、UVカット、視野角特性などの機能を持つハイガスバリアフィルム『VIEW-BARRIER』を4月15日から発売すると発表した。

新製品は、既にサンプル提供している国内外メーカーの評価の結果、その性能が実証されたことから、世界最高水準の水蒸気バリア性を持つ透明蒸着ハイガスバリアフィルム「X-BARRIER」シリーズとして、本格的な世界市場に向けた事業展開を開始する。

今回新たに事業展開するVIEW-BARRIERは、優れたガスバリア性能に加え、パネル表面部材として求められる反射防止性やUVカット、防眩性、導電性、低収縮性、加工適性など、顧客の求める性能に合わせてカスタマイズ可能な高機能フィルム。次世代太陽電池や有機ELディスプレイ、電子ペーパーなどのエレクトロニクス製品の軽量・薄型化やフレキシブル化を促進し、製造工程の簡素化や革新的なコスト削減への貢献が期待されるとしている。
 
同社では、今回のVIEW-BARRIERを含めX-BARRIER全体で2年後に50億円の販売を目指す。同時に、技術改良を進め、水蒸気バリア性の向上も追求する。

新製品は4月15日-17日に東京ビッグサイトで開催される「第19回ファインテック・ジャパン」に展示する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る