三菱重工、欧州・中東で原動機製品のアフターサービス事業を強化

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三菱重工、欧州・中東で原動機製品のアフターサービス事業を強化
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三菱重工業は6日、欧州・中東地域での原動機製品のアフターサービス事業を強化すると発表した。

欧州の回転機械保守大手であるベルギーのメンテナンス・パートナーズ(MP)を買収することで、同社株主と合意した。MPの人材とネットワークを活用して、サービス用部品の製作、最新設備診断、フィールドでの定期点検サービス、日常保守点検および部品の補修、24時間体制のアンサリングなどを展開する。欧州・中東・アフリカで、原動機メーカーとして世界最高水準の技術サポート、発電関連機器の保守サービスを提供する。
 
三菱重工が全額出資する欧州原動機事業統括会社のミツビシ・パワー・システム・ヨーロッパ(MPSE)が、4月中にMPの発行済み全株式を取得し、増資により財務体質を強化する。
 
MPは5月をめどに中東湾岸地区に、全額出資の補修会社「ダイヤモンドGTサービス・ミドル・イースト」を設立する。2010年6月をめどに工場を稼働し、中東地域を対象に三菱重工のD・F形ガスタービンの高温部品、関連機器の補修を手掛け、将来的にはG形ガスタービン向けのサービスも行う予定。
 
MPはガスタービンや蒸気タービン、発電機、各種コンプレッサー、エキスパンダー、モーター、ポンプなど、中小型の電気式や機械式の回転機械の保守と補修を手掛けており、欧州・中東メンテナンス市場におけるリーディングカンパニー。三菱重工はMPをグループに加えることで、欧州や中東、アフリカでの既存・新規顧客に対して、幅広いサービスを提供する体制が整う、としている。

《レスポンス編集部》

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