ミスミ子会社、焼結部品、超硬合金部品、精密プレス部品の製造・販売事業から撤退

自動車 ビジネス 企業動向

ミスミグループは9日、連結子会社である駿河精機が焼結部品、超硬合金部品、精密プレス部品の製造・販売事業から撤退すると発表した。

これら事業は、1980年に富士通シンターとして事業を開始し、超精密金型技術を活かして精密機器・産業機械・自動車用部品などの製品開発・量産を行ってきた。
 
創業から2003年10月に駿河精機が事業を吸収合併するまでの23年間は、ほぼ毎年赤字を計上し、業績不振が続いていた。駿河精機との合併以降は経営改善に取り組み、2005年4月に駿河精機がミスミグループ傘下に入ったことに伴い、ミスミグループとして収益改善努力を加速し、その効果で収益は一時的に改善した。
 
しかし、世界的な不況の影響によって昨年11月以降受注が大幅に減少し、業績が急速に悪化した。ミスミは今後の収益構造の更なる改善、黒字体質の確立は難しいと判断し、事業撤退を決定した。
 
これらの事業を運営するいわきファインテクノロジー事業部は9月30日で操業を停止する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. キティ好きは要注目! 使うならかわいい方がイイ♪. 新作キャラクターグッズが続々登場![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 日産『ルークス』新型、クールなカスタマイズモデル「AUTECH LINE」が登場! 専用の黒内装も
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る