【VW ゴルフ 新型発表】音が“聞こえないこと”を感じる

自動車 ニューモデル 新型車
【VW ゴルフ 新型発表】音が“聞こえないこと”を感じる
【VW ゴルフ 新型発表】音が“聞こえないこと”を感じる 全 5 枚 拡大写真

目に見えない部分ではあるが、静粛性は快適性を大きく左右する要素でもあり、運転や移動の疲労にも直結する部分だ。

新型VW『ゴルフ』の発表会では、ドイツ本社で「新型ゴルフの父」とも呼ばれるハラルド・ルダネック氏(研究開発部門 車両開発&試作担当専務)が「ゴルフの品質は偶然の産物ではない。五感を通して感じることができる」と力説した。

なかでも記者が興味深いと感じたのは静粛性に関してだ。

「静粛性は新しいゴルフのもっとも優れている部分のひとつで、聞いてわかる……というよりも、聞こえないことによってわかるでしょう。たとえば120km/hで高速走行時の車内騒音は、先代に対し4dB削減しました。これは、先代の約半分の騒音になったといえます」と、ルダネック氏は胸を張る。

騒音を削減するために新型ゴルフには、ガラス(フロントガラスに遮音層を挟んだ3層のガラスを使い、フロントサイドウインドウはガラスの厚さが10%増している)にコストをかけ、ウインドウガイドシールを2重にし、新しい遮音材を投入するなどの配慮が盛り込まれている。

新しいゴルフに試乗する機会に恵まれたら、音が“聞こえないか?”を感じてみよう。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る