サイオン iQ…専用ワイドボディに見るアグレッシブさ

自動車 ニューモデル モーターショー
サイオン iQ…専用ワイドボディに見るアグレッシブさ
サイオン iQ…専用ワイドボディに見るアグレッシブさ 全 5 枚 拡大写真

米国トヨタの若者向けブランド、サイオンは8日、ニューヨークモーターショーで『iQコンセプト』を発表した。動画共有サイトでは、その走行シーンを収めたPR映像が公開されている。

トヨタは『iQ』の米国投入に当たり、サイオンブランドから発売することを決定。iQコンセプトは、それを受けて製作されたコンセプトカーだ。ハイライトはそのルックスで、iQをベースに専用ワイドボディキットを装着し、迫力のスタイルに変身している。

専用ワイドボディキットは、カリフォルニア州のチューナー、ファイブアクシス社が開発。前後バンパー、フェンダー、ドアパネルが交換され、アグレッシブな雰囲気を演出する。ボディサイズは全長3223×全幅1814×全高1445mm、ホイールベース1999mm。日本仕様の iQと比較すると、238mm長く、134mmワイド、55mm背が低い。ホイールベースは共通だ。

ワイドボディキットの装着に合わせて、タイヤ&ホイールは18インチ化。タイヤはヨコハマ「Sドライブ」の245/40ZR18サイズを履く。サスペンションはテイン製の「スーパーストリート」。エグゾーストシステムはファイブアクシス製だ。フロントバンパーには、LEDドライビングランプが組み込まれた。

エンジンは日本仕様の1.0リットル直3(68ps、9.2kgm)ではなく、欧州向けの1.3リットル直4VVT-i(93ps、12.3kgm)を搭載。室内は10インチの液晶モニターにナビゲーションやDVDなどのエンターテインメント機能を集約し、インパネやシートにはメタリック調のデコレーションを施している。

近い将来、米国で発売される iQはノーマルボディとなるはずだが、果たして、米国の若いユーザーにiQコンセプトはクールと映っただろうか。走行シーンを含むPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  3. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  4. 軽キャンピングカー最大級の空間、ダイハツ『アトレー』ベースで363万9000円から
  5. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る