ブリヂストンは13日、中国市場での中長期的なタイヤ需要増加に対応するため、中国・江蘇省無錫市の乗用車用ラジアルタイヤ工場普利司通(無錫)輪胎有限公司の生産能力を現状よりも54%増強すると発表した。
同社では、中国当局に対して生産能力増強について申請していたが、当局から認可を受け、増強を決定した。無錫工場では、2011年下期から増産する予定。投資総額は9800万USドルで、生産能力は日産4200本の増強となり、増強後の生産能力は日産約1万2000本に達する予定。
同社グループは、中長期的に成長が見込まれる中国市場への供給能力を強化するとともに、市場のニーズに対して、より迅速に高品質な製品を提供する体制を構築するとしている。